今回のキラリオマガジンはキラリオの撮影スタジオをご紹介させていただきます♪お店の写真は基本的にすべて自分たちで自分たちのスタジオで撮影をしています。メーカー様から家具をお借りして、梱包から出して、組立が必要な家具は自分たちで組立て、そしてその家具がもつ特性やどんなお客様に響いてほしいのかというコンセプトメイキングを行い、スタジオ全体をコーディネートしていきます。画像のカッコよさはもちろん大事なのですが、キラリオが大事にしていることはいくつかあります。

例えば
・Kirarioインテリアの画像やコピー・デザインなどに個性を感じていただけること
→お客様にとって雰囲気や居心地がいいお店と思ってもらえることを意味します。これはキラリオのお店にご来店いただいたお客様との距離感やお買い物をする上での安心感につながると考えています。

・カスタマーサポートの対応がいいこと
→ネットショップという業界は自分が見たことも触ったこともない商品を販売することが多い業界です。しかしキラリオは自分たちが扱っている商品を見て・触れることで自分たちの商品に誇りをもてるようになると考えています。お客様から商品の問い合わせがあっても自分たちで触れているとリアルにお答えできますし、また組立なども自分たちで行うことで、お客様が組立に困られたときにも的確なフォローができます。

・ワクワクする発見と期待感を持っていただくこと
→キラリオインテリアに行けば、新しい情報や発見があるんじゃないかという期待感。その為に新しい商品はもちろんですが、コーディネートだけを集めた特集ページなどの充実は必須です。

その他にも自分たちが大事にしていることはあるのですが、自分たちのスタジオで自分たちの手で撮影しているということは、それを表現したり具現化する表現物の源だと考えています。今回のキラリオマガジンは普段、みなさまが見られているお店の画像の裏側を少しだけご紹介させていただきます。

私がスタジオの物件を探しているときに重視していたのは、自然光がはいること（陽当たりが良いこと）、天井が高いこと、コンクリ打ちっぱなしの壁があることでしたのでまさにぴったりのスタジオ。搬入されてくる家具によって、床材をナチュラルなものやモダンなものに張り替えたり、インダストリアルテイストのものであれば床材を剥がしてコンクリの状態にしたりします。壁も同じでコンクリ壁ともう片方はナチュラルな壁紙を貼っていますので、上の写真は準備段階ということであまりものがない状態です。

自然の太陽の陽はとても温かみを感じることができます。スタジオにはもちろん照明はあるのですが、照明を付けて撮影した写真をあまり好きになれなくて、どこか非日常的なカタログぽいというか、生活感を感じないというか、、、。太陽の陽がブラインドやカーテンの隙間から差し込む光が商品に照らされてとても温かみのある写真が撮れます。曇りや雨の日には撮影はできませんが、、、。

ヴィンテージテイストやインダストリアルテイストの家具の撮影をするときは徹底的にコンクリにこだわります。私がバイイングする家具はヴィンテージ調のものが多く、頻繁に登場しています。

北欧テイストやナチュラルテイストの家具の撮影に使用するのは、白い木材を並べたような壁紙側を使用。とても温かみのある写真がとれるのが特徴ですね。

落ち着いた雰囲気の家具を撮影するときに使用するのは、木目調ブラウンの床材。全体的に落ち着いた雰囲気になりモダンな感じに仕上がります。

現在、2017年度の撮影もほぼ終わりになり、メーカー様へ返す家具たちが散乱しております（笑）。しばらくの間スタジオで時間を共有した家具には、とても愛着が沸きます。たくさんのお客様の生活の中で活躍できるようにあとは自分たちが頑張るだけですね。素晴らしい商品を生み出して下さっているメーカー様や製造工場の職人の方に感謝を込めてこれからもこのスタジオから情報を発信してまいります。