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ママが『まま』でいるために

株式会社キラリオ 乾映子さん

こんにちは、kirarioインテリアの三浦です。
キラリオマガジンでは、仕事や暮らしに関することを様々な方にインタビューしてきましたが、記事の中で触れることはあっても、主のテーマとしたことが無かったのが”子育て”についてでした。
キラリオのお客さまは30~40代の方が多く、子育てに関心のある方が多いのではないかと思います。
”ママが『まま』でいるために”では、自分らしく子育てをされている方にお話を伺っていきます。



今回インタビューさせていただいたのは、私たちキラリオのメンバーで現在育児休暇を取得中の乾さん。
乾さんは、カスタマーサポートのスタッフとして働きながら、キラリオマガジンの取材や原稿の作成など、幅広くご活躍されていました。
キラリオマガジンで乾さんの書かれた記事をお読みになったことがある方もいらっしゃるのではないでしょうか?
昨年第一子をご出産され、現在1歳1ヵ月のお子さんを育てられています。
初めての育児を楽しみながらされている乾さんに、妊娠中のお仕事のお話や初めての子育てに関することなどをお伺いしました。
子育て真っ最中の方も、いつか子どもが欲しいなと考えておられる方も共感することや新たな発見があるかもしれません。
是非ご覧ください!

切迫早産で予定より早い産休入り



―― 妊娠中、お腹が大きい中でのお仕事は大変でしたか?
「妊娠4ヵ月目くらいまでは、ちょっと気持ち悪いかなくらいで、悪阻はそこまで酷くなかったです。お腹が大きくなってくると、パソコンも打ちづらくなってきたり、お腹が張ってきたりしてして座ってるのがしんどいことはありましたかね。でも、しんどくて働けないほどではなくて、順調に働けると思っていたんです。でも、9月上旬から産休に入る予定だったのが、7月上旬の検診で切迫早産と診断され、そのまま緊急入院することになってしまったんです。産休に入る予定より2ヵ月も早く突然お休みすることになってしまって、引継ぎも全くできなかったです。最後に任されてた仕事をちゃんとやり終えてから産休に入ろう!と思っていたのに全くできなくなってしまい、メンバーには本当に迷惑をかけてしまいました。」

「初めての妊娠でお腹が張るってどういうことかわかってなかったんですよね。後から考えるとめちゃくちゃお腹張ってたんですけど、当時はお腹が張るといつものがどういうものかわかっていなくて放置してしまったんです。お腹が張った時はマッサージしてお腹を柔らかくしたり、横になって休んだりした方がいいのですが、そんなことも知らずに、今思うとお腹に負担をかけてしまった結果、緊急入院するまで悪化させてしまいました。ちゃんとケアをしていれば切迫早産を防げたかもしれないと思うと、もっとたくさんの方の経験話とかを聞いておけば良かったなと後悔しています。」



―― お子さまが産まれた時はどんな気持ちでしたか?
「陣痛が始まった時は、助産師さんに『初産の場合はだいたい24時間後の出産になると思う』と言われていたので、『この陣痛があと24時間も続くのか~…』と思っていたら、それからすぐに本陣痛になって、本陣痛から50分後くらいには産まれてきてくれたんです。苦しんで苦しんで…というよりもあっという間に産まれた…!という感覚でしたね。高齢出産だったため産まれて顔を見るまでは安心できないとずっと思っていました。なので産まれた時は嬉しい!!のと同じくらい、ほっとしたというのが正直な想いでした。」





―― お子さまが産まれる前後でご自身の中で変わったことはありますか? 「全てが子供中心になったっていうのはありますけど、そんなに変わったことは無いですかね。自分の時間が無くなるよ、眠れなくてしんどいよっていうことを周りからたくさん聞いてたんですけど、夜もちゃんと寝てくれるので、ありがたかったですね。」

お子さまと過ごす日常

―― お子さまとの1日のスケジュールはどのような感じなのですか?

10時頃  起床・朝食



~13時頃 1人遊び、お散歩・買い物等、お昼寝寝かしつけなど



~14時頃 お昼寝



14時頃  昼食



~17時頃 テレビを見たり、遊んだり





~19時頃 夕寝
19時頃  夕食
22時頃  お風呂
0時頃   就寝という感じです。



「ほんとはもっと早く寝かせないとなって思うんですけどね。うちは旦那さんがお風呂担当なんです。旦那さんが20時半くらいに帰って来て、ご飯食べて22時くらいにお風呂入れて、少し遊ん夜の0時くらいに寝てます。結構夜型ですね(笑)その代わり、朝はゆっくり10時まで寝てます。仕事とか保育園が始まると、そうはいかないと思うんですけど、今は自由やから流れに任せてます。」



インタビュー当日は、ちょうど昼食前にお邪魔したので、離乳食を作っているところ、食べさせているところも一緒に見させていただきました。





この日のメニューは鶏そぼろご飯、納豆・豆腐・おくらのネバネバ和え、バナナヨーグルト。
鶏そぼろは、一度にたくさん作って、小分けにして冷凍。食べる時に解凍されていました。
もう一人で部屋中を歩き回ることが出来るので、少しでも目を離す時間を減らすためにも、このような時短テクが必須ですね。







また、お料理の味付けはだしのみでされているんだとか!
息子さんが産まれてから、昆布やかつお節からだしを摂ったり、砂糖の代わりにオリゴ糖を使うようになったりと、以前に比べて食材に気を遣われるようになったそうです。
息子さんもパクパクとあっという間に完食。
今のところアレルギーもなく、好き嫌いもせず、何でもパクパクと食べてくれるそうです♪



―― 全部手作りですごいですね!お出かけの時のご飯はどうされているんですか?
「ちょっと前まで暑かったんで、持っていくのは怖いので、外で食べられそうなものを買ってあげてました。ベビーフードも取り入れてみようと思ったんですけど、結構味付けが濃くて…。コンビニで塩むすびとか味の薄い卵焼きとか買ってそれを食べさせてますね。」

初めての育児。感じることは?





―― 初めての子育てで大変なことはありますか?
「始めは、離乳食のスタートが遅いとか、コップ飲みができないとか、いろいろ比べてしまいがちでした。10ヵ月検診の時に周りの子よりも身長が伸びてなかったんですよね。心配なところもあったんですけど、あんまり人と比べないにしように思って。それぞれの成長の仕方とか、離乳食の食べるタイミングにも早い遅いとかあると思うんです。離乳食も5ヵ月で始めるって聞いたから始めたら、まだ哺乳瓶で飲むことしかできなくて、スプーン嫌がってなかなか進まなかったんです。まだ早いのかなと1ヵ月間スパッとやめて、6ヵ月の時にもう1回挑戦したけど、まだもうちょっと先でもいいかなと思って、結局7ヵ月くらいからしっかりやりだしました。早い遅いとか気にしたりしてましたけど、それぞれのペースがあるし、一生離乳食の子なんていないから、そのうち食べるやろ!くらいの気持ちで、考えすぎないようにしてます。」







―― 周りと比べず、考えすぎないことが1番ですね!逆に幸せを感じる瞬間はどんな時ですか?
「やっぱり笑ってるのを見る時ですかね。5ヵ月くらいから良く笑うようになって、楽しそうに笑っている顔を見ると、こっちまで嬉しくなって笑顔になります。私のところに笑いながら突進してくるところとか可愛くてたまらないです。出かける時もここ連れてったら喜ぶかな?っていうところに行きたいと思うようになりました。自分たちが楽しいっていうよりも、ここだったら息子が楽しめそうって思ったり、連れて行ってあげたいと思うところが増えましたね。最近息子が動物の鳴き声に興味持ってきたんですよ。そろそろ動物と触れ合うのも楽しいんじゃないかと思って、先々週は大阪のワールド牧場に遊びに行きました!」

「あとは、朝起きた時に子供の顔や手や、時には足が目の前にある時、何とも言えないほんわかした気持ちになります。子供の寝相ってなかなかすごくて、寝る時は親子3人川の字で寝てるのが、気が付くとひっくり返ってたり私の顔の上に乗っかってきたりと、「何でそんなことなるの?!」って感じで、日々笑わせてくれます。そんな瞬間に幸せを感じますね。」



―― お話を聞いてるだけでほっこりとしてしまいます。そんな中でも疲れたときは、どのようにストレス発散されているんですか?
「今はもう卒乳したので夜に晩酌をすることもあり、それで発散できてますかね。あとは1日に2回、1~2時間くらい息子が寝るので、その時間に自分の気になってる映画をちょっと見るとかもしてます。
だっこ紐の時は、あんまりお出かけできなかったけど、今は歩けるようになってきたので、公園に出かけて芝生の上を歩かせたりしてると、自分もリラックスできますね。
ほかにも夫婦2人で息子連れて立ち飲み屋行ったり、旦那さんと交代で息子を見てお互い友達と出かけたり、意外と子どもがいるから遊びに行けないってことは無くて、2人で協力して息子を見合ってるって感じですかね。」



―― 旦那さんと助け合って協力、とても素敵ですね!来春お仕事に復帰予定ですが、どのような思いがありますか?
「予定よりも早くに産休に入って、2年弱くらい休んでるので、その間に変わったこともたくさんあるだろうし、付いていけるかなっていう不安はありますね。
今は寝るのも起きるのも子どものペースに全部合わせてるけど、仕事が始まったらそうもいかなくなるので、『早くして~』ってイライラするようになりたくないなって思ってます。職場にも貢献しながら、息子に寂しい思いや嫌な思いさせないように働いていけたらいいなって思ってます!」


いかがでしたか?
始めは息子さんの成長を周りと比べて、心配になることもあったという乾さん。
でも、結局は家族みんなが笑顔でいられることが一番。
細かいことは気にしすぎず、それぞれのペースで自分らしく進んでいくのが大切なのかもしれませんね。
来春から仕事に復帰される乾さんを、キラリオメンバー一丸となってサポートできればと思います!

 

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