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海外のカフェに魅了された

ご夫婦が営むManaia Coffee&Things

みなさんの街にはどのくらいのカフェがありますか?
今ではどの街にも どこかにカフェがあって、街の雰囲気をつくり出す1つのアイテムになっている気がします。
それは海の向こうも同じ。今回はそんな海外のカフェに魅了されたご夫婦が営むManaia Coffee&Things さんにお邪魔しました。

Manaia Coffee&Things は京都市営地下鉄 鞍馬口駅から徒歩5分のところにあり白い壁とグリーンの扉が特徴です。
この日は ご主人の前田潤一郎さんにお話を伺ってきました。







ついつい覗きたくなるグリーンの扉がかわいいですね♪



扉を開けた瞬間コーヒー豆の香りがただよい ホッとした気分になりました。

スローでナチュラルな暮らし

前田さんがワーキングホリデーで訪れた、ニュージーランドが「Manaia Coffee&Things」の原点です。
前田さんご夫婦の出会いの地でもあるニュージーランド。ニュージーランドといえば、美しい自然と羊、ここ数年でいうとラグビーのイメージもありますよね!前田さん曰く、ニュージーランドはまさにスローでゆったりした国とのこと。自然が好きになったのも、地球にやさしいくらしが好きになったのも、自分を見つめ直したのもこの場所だそうです。



ニュージーランドでお馴染みの動物もちょこんとたたずんでいました(^^)

美しく雄大な自然に囲まれながら過ごし、自分たちと向き合い これからどうしたいのかを考えていく中で、“スローでナチュラルな暮らし”がご夫婦お二人の大切にしたいキーワードとなりました。

お二人ともニュージーランドにいたころは、カフェで過ごすことが日課の1つでした。コーヒーはもちろんですが、カフェに集まる人々の活気、オーガニック素材のフードなどカフェが生み出すカルチャーに強く惹かれるようになり、ニュージーランドの地でバリスタを目指すことを決意されました。その後、カフェ文化で有名な街・オーストラリア メルボルンに移動し、バリスタとして数々の経験を積み日本に帰国。クラウドファンディングで支援を募り、2021年4月 前田さんの地元である京都にManaia Coffee&Thingsは誕生しました。



店名のManaia(マナイア)はニュージーランドの先住民であるマオリ族の伝統的なデザインの名前で、“空と大地と海の調和”という意味が込められています。
カフェを訪れる方にナチュラルでスローに心地よい空間で心豊かな時間を過ごして欲しい。毎日の暮らしと心身の間に調和が生まれる場所であって欲しい。という思いが込められています。









ニュージーランド・メルボルンでの出会い

前田さんご夫婦のニュージーランドやメルボルンでの出会いもManaia Coffee&Thingsの魅力の1つとして店内を彩っています。

例えば、店内に飾られている数々の風景写真!
これらはご夫婦のご友人である、ニュージーランド写真家トミマツタクヤさんが撮影されたものです。ご夫婦の大好きなニュージーランドを臨場感たっぷりで味わうことができます。



とても色鮮やかな風景ですね!





こうして見ると、同じ「青色」でも自然の中にはたくさんの種類があることがわかりますね!ついつい見入ってしまいます。



トミマツさんが撮影したニュージーランドガイドブックもお店で見つけました!

そしてコーヒー豆の仕入れ先は、奈良にあるANY B&B+COFFEEさん。こちらのオーナーさんはなんと、メルボルンで前田さんの初めてのバリスタトレーニングを担当したお方だそうです。





海を越えた土地での出会いが、地元でもこんなふうに繋がるなんてドラマチックですね!



こちらは前田さんのラテアートが光るラテ



こちらはフラットホワイト。どちらもミルク系の商品でオーストラリアのメルボルンでも定番の飲み物です。

ニュージーランド・メルボルンのカルチャーを発信

前田さんご夫婦が、ニュージーランドで経験されたスローでナチュラルな暮らし、そしてメルボルンで学んだカフェのカルチャーを日本で表現していきたい、ということがお店オープンのきっかけです。そのことから店内には、前田さんご夫婦がニュージーランド・メルボルンで魅力的に感じたものがちりばめられています。



メルボルンでお馴染みのグラノーラやホットサンドなどのフードメニュー



パウンドケーキやグラノーラは植物性の素材のみにこだわっています。



地球環境への負荷も意識して焼き菓子の一部は植物性の素材のみを使用したヴィーガンのものも作っておられます。

環境先進国ニュージーランドならではの、サステナブルな取り組みも実施されています。コーヒー豆のリフィル缶購入の推奨や、店内で出るコーヒーの「かす」を回収して堆肥化し、農家さんへの提供も行っています。またカップやストローも生分解性プラスチックを使用するなどの工夫もあります。





このようなニュージーランドでは当たり前のエコな考え方・意識も発信していくこともオープン時からのこだわりの1つです。前述したコーヒーカスの堆肥化は、ご近所のご家庭から出たコーヒーかすも回収し行っているとのこと!ローカルの地域密着のカフェだからこそコミュニティを巻き込んで一緒に取り組みたい、という前田さんの意思がカタチとなっています。



前田さんご夫婦が目指すのは街角に佇む地元のお客さんに愛されるローカルなカフェ。この日も多くのお客さんが各々の時間を過ごしに立ち寄っておられました。





実は店内のテーブルやディスプレイ棚はご夫婦の手作り!壁もご自身で塗られたそうです。DIYのかもし出すあたたかみが、ご夫婦のお人柄を表現していますね!



Manaia Coffee&Thingsでは、コーヒーの淹れ方やラテアートのワークショプも定期的に開催されています。興味のある方は、Manaia Coffee&Things さんのインスタグラムより詳細ご覧ください!



ニュージーランドの魅力を語ってくださった前田さん。前田さん曰く、ニュージーランドはやさしくておとなしいイメージ。メルボルンは陽気でフレンドリーなイメージだそう。笑

バリスタ知識はもちろんですが、お二人の大好きなニュージーランドやメルボルンのカルチャーについて もっともっと発信していきたいとのこと。せっかくカフェで時間を過ごすのなら、何か新しい知識が得られたり学ぶことができたりした方が有意義ですよね!例えば、海外に行きたい気持ちはあるけどなかなか一歩が踏み出せない方、Manaia Coffee&Things に行くと海外経験豊富な前田さんご夫婦が背中を押してくれるかもしれないですよ!それにオセアニア諸国に興味がある方、Manaia Coffee&Things に行けばお二人の実体験を存分に聞くことができますよ!!


▼Manaia Coffee&Things
〒603-8152
京都府京都市北区2236
営業時間:月〜金 8時〜17時
     土・日 9時〜17時
Instagram:https://www.instagram.com/manaia_coffeeandthings/
オンラインストア:https://manaiacoffeethings.stores.jp/


 

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