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身体を整えて、心朗らかに。

身体づくり1年目の変化

仕事や育児、家事に追われ、せわしなく過ごす毎日。そんな中で身体の不調に気づいても、とりあえず蓋をして、目の前のタスクを優先してしまうことってありませんか?
私もそんな数年間を過ごしてきましたが、昨年の秋から本格的に身体と向き合うようになりました。今回は、真剣に身体づくりに取り組んだ1年間の、身体と心の変化についてお話します。

「きちんと身体を整えたい」という、切実な想い



みなさんは、身体の気になる不調はありますか?私が長年悩んでいるのは、慢性的な冷え性です。冷え性に悩み始めたのは20代半ば頃。色々対策をしてみたものの、症状は年々ひどくなる一方でした。
その後、出産を境にして、身体の不調が一気に増えました。無理な体勢での授乳や抱っこで、悪くなる姿勢と、それによる頭痛。食事は5分程度で食べきる早食いスタイルで、身体への負担も感じていました。
「このままでは、いつかきっと身体を壊してしまう」
そんな切実な想いから、本気で身体と向き合おうと決意したのが、昨年の10月のことです。

うわべだけの対策では意味がない。内側から身体を変えるには?

過去の経験から、うわべだけの対策や、一時的な努力だけでは、根本的な解決にはならないと感じていました。そこで意を決して取り組んだのが、筋トレです。



筋肉をつけると基礎代謝があがり、冷え性への効果が期待できます。更に、姿勢を正しく保つためにも、適度な筋肉が必要だろうと考えました。



きちんと続けていくために、最初は負荷が軽いものから始めました。今はYouTubeにさまざまな筋トレ動画があります。自分が楽しく続けられる動画を選び、1日10分程度を目安にスタート!最初は「これは大変だ!」と思ったものの、毎日やるうちに身体が慣れて、無理なく続けることができました。



食事では、筋肉をつくるためのタンパク質を多くとるように意識しました。
その他の栄養面も考慮し、主食は玄米100gと決め、常備している鶏ハム、ゆで卵などの高タンパクメニューが定番になりました。
きちんと食べて、きちんと動かす。そんな生活を始めて3カ月経った頃、見た目が引き締まり、身体全体も軽くなったことを実感しました。
そして嬉しい変化は身体だけではなく、心にも表れたのです。

心にも変化が?!筋トレは、朗らかな生活に繋がっていた

身体を整えたくて始めた筋トレですが、意外なことに、心にも嬉しい変化がありました。
それは、なんでも前向きに考えられるようになったことです。
例えば、自分が疲れている時に、子どもに面倒な頼まれごとをされたとします。今までだったら少し煩わしく思っていたところですが、筋トレを始めてからは、「身体が動かせる!ラッキー♪」と思えるようになったのです。ささいなことのようですが、この変化は私にとってとても大きなものでした。



子ども達とのかけっこ、腰をかがめての雑巾がけやお風呂掃除、駅の階段の上り下り、それらに対する気持ちが全てプラスに変わったのです。
更に、苦手だと思っていた筋トレを続けられたことで自信がつき、新しいことに取り組む意欲や勇気が湧くようになりました。自分でも気づかないうちに、自然と前向きなマインドセットができるようになっていたのです。
これは、自分の身体と真摯に向き合ったことによる、一番のギフトでした。

今日も明日も朗らかに生きるために

数年間、自分の身体の不調に気づきながらも、見て見ぬふりをしてきました。やっとテコ入れできた今、身体は少し健やかになり、心には余白ができたように思います。



健やかな身体と心を保つことは、朗らかに生きるための土台になります。
筋トレ生活2年目も、自分自身と向き合いながら楽しく続けていきたいです。

顔写真
Profile 佐藤ちえみ
京都在住のフリーライター。京都好きが高じて、家族で京都に移住し4年目。
京都・子育て・暮らしをテーマに執筆活動する傍ら、プライベートでは3歳と5歳を育てる二児の母。

 

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