storyイメージ

日々是、ほがらかに生きる|No.11

年の瀬を楽しむために、少し早めの冬支度

早いもので、今年も残すところ1ヶ月をきりました。
クリスマスやお正月など、楽しいイベントを控えて心躍るこの季節。同時に、大掃除や断 捨離など、腰が重くなるようなタスクも……。
やる事が沢山あって忙しい12月ですが、できるだけ機嫌良く、楽しく過ごしたい!
そこで今回は、寒さで縮こまる身体にエイッと気合を入れて、少し早めの冬支度を始めた 我が家の様子をレポートします。後回しになりがちな掃除などは早めに済ませて、後半は 楽しいことに全力投球!我が家が目指すのは、そんな1年の締めくくりです。

年末大掃除を回避する、日々の“小掃除”

年末定番の家仕事である大掃除ですが、調べてみると、その歴史は江戸時代まで遡ります 。元々は、自宅の煤払い(すすはらい)を行い、神様を迎える準備をするという目的があ るのだとか。12/13から始めて12/28までに終わらせるのが古くからの習わしです。



とはいえ忙しい12月。今までは、年末ぎりぎりになって慌てたり、面倒になってしまって 大掃除自体をしなかったりした年もありました。ですが、やった方が気持ち良く年が越せ るし、自分自身の気分も上がるのは明白で、どう折り合いをつけるかが毎年悩みの種でし た。
そこで今年の我が家では、11月から“小掃除”を始めました。後々慌てなくて済むように、日々の小掃除の積み重ねで年末までに家中を整えることを目指します。
とはいえ忙しい12月。今までは、年末ぎりぎりになって慌てたり、面倒になってしまって 大掃除自体をしなかったりした年もありました。ですが、やった方が気持ち良く年が越せ るし、自分自身の気分も上がるのは明白で、どう折り合いをつけるかが毎年悩みの種でし た。
そこで今年の我が家では、11月から“小掃除”を始めました。後々慌てなくて済むように、日々の小掃除の積み重ねで年末までに家中を整えることを目指します。



小掃除は、日常の掃除ルーティンに+αで、普段あまりやっていない掃除を組み込むだけ 。
例えば、大掃除の定番である窓拭き。窓は思ったよりも汚れていて、毎年「もっとこまめ にやっておけばよかった」と思う場所です。少し手をかけるだけでキレイになるのがよく 分かり、掃除後には部屋から眺める景色が変わって見えます。



天気の良い日には畳の乾拭き。汚れが気になるところは部分的に水拭きして、窓を開けて 風を通します。時間にすると5分もかからないこの作業。たったそれだけの時間で、気持 ち良さが格段に上がります。
一見面倒な大掃除も、季節を感じられる行事のひとつだと考えてしまえば、気持ちも楽で 作業も捗ります。目標は、子ども達の冬休みが始まる前に全て済ませてしまうこと。コツ コツと小掃除を積み重ね、年末には部屋も心も気持ち良い状態に整えたいです。

十家十色~子どもと楽しむクリスマス~



12月の楽しみといえばクリスマス。今まではテーブルに置けるほどの小さなツリーを飾っ ていましたが、今年は思い切って、5歳の娘とちょうど同じくらいの背丈になる120㎝のツ リーを買いました。



クリスマスのBGMを流しながら、「キレイだね~!」「サンタさんにも見えるかな~?」 と楽しげに飾り付けをする子ども達。親となった今、この光景が私にとってのプレゼント なんだと、じんわり心が温まります。



サンタさんに手紙も書きましたよ!「ちゃんと読めるように!」と、いつもよりゆっくり 丁寧に鉛筆を書き進める5歳の娘。
3歳の息子は、今年になってやっとサンタさんの存在を認識した様子。クリスマスツリー を出した日から毎日ずっと「今日はサンタさんくるかな?」とドキドキ待ちわびています 。



そして今年初めて挑戦したのが、アドベントカレンダー。アドベントカレンダーは、クリ スマスまでの期間をカウントダウンして楽しむ海外文化のひとつです。今年は京都市左京 区にある陶芸教室「福窯(ふくかま)」で行われたワークショップに参加しました。日付 を書いた封筒に、折り紙や毛糸など、さまざまな素材を自由にコラージュしていきます。



12/1~24までの全ての封筒が用意できたら、その中に小さなお楽しみ(お菓子やおもちゃ など)を入れて飾るだけ。1日1枚ずつ封筒を開け、クリスマス当日まで毎日お楽しみが続 くアドベントカレンダー。中身を準備するのは大変ですが、毎朝「今日は何かな~?」と 封筒を覗く子ども達の姿を見て癒される日々。これも、クリスマスならではの楽しみです。

気持ち良く新年を迎えるために

お正月に向けての準備も少しずつ進めています。我が家は毎年、お正月は夫の実家で過ご すため、自宅の準備はほぼ必要ありません。とはいえ、1年の始まりですから、何かひと つくらいお正月らしいものを飾りたいところです。



そこで用意したのが、注連縄飾り。この注連縄は、「わらわら(藁)と喜んで(よろこぶ =昆布)、神(紙)を待つ(松)」という語呂合わせの意味を込められていて、炭を昆布 に、水引を松に見立てて作られたのだそうです。お正月らしい縁起の良さに、来年も良い 事が起こる予感がして、飾るのが楽しみです。



年賀状の写真は、毎年恒例で撮影している家族写真を使いました。今年会えた人、会えな かった人、会いたい人に、日頃の感謝と新年のお祝いを伝える年賀状。薄れつつある文化 とも言われますが、友人達の写真やメッセージを見るのが楽しみなのは、子どもの頃も今 も変わりません。今年は初めて娘の友達にも送ります。楽しいお正月文化を、ひとつでも 多く子ども達に伝えていきたいです。

コツコツ整え、冬らしさを楽しむ

私たちが暮らす京都には、冬ならではの行事や文化が数多く存在します。毎年12/12に清 水寺で発表される「今年の漢字」。正月飾りや新巻鮭が並ぶ、北野天満宮の終い天神。大 晦日の除夜の鐘と、にしん蕎麦。考えるだけでワクワクする12月を、家族全員で楽しみな がら駆け抜けたい!そのために、今のうちからコツコツ始めた冬支度。カレンダーをめく るのが早いのか、私の毎日の積み重ねが早いか、どちらが勝つのかは、また年末の記事で 答え合わせしたいと思います。

顔写真
Profile 佐藤ちえみ
京都在住のフリーライター。京都好きが高じて、家族で京都に移住し4年目。
京都・子育て・暮らしをテーマに執筆活動する傍ら、プライベートでは3歳と5歳を育てる二児の母。

 

一覧ページへ戻る

ページトップへ