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珈琲×茶。

京都から生まれた茶文化への新たな挑戦

京都には宇治茶を代表する“茶文化”があり、抹茶というイメージを持つ方も多いのではないでしょうか。
また2018年度総務省の「家計調査」では珈琲の消費量が全国1位になるなど、お茶という日本古来の文化と珈琲という外国の文化が根づいているのが“京都”。

今回ご紹介するのは、NAGI Kyoto様が展開されている「京茶珈琲」。
京茶珈琲cafe 高台寺店の店長であり、立ち上げメンバーの一人である大峯香菜さんにお話を伺ってきました。
「京茶珈琲」とは?から企業理念や商品開発ストーリー、オススメ商品に至るまで、2回に渡ってお届けしていきたいと思います。


京茶珈琲
今回、お話を伺った、京茶珈琲cafe 高台寺店の店長であり、立ち上げメンバーの一人である大峯香菜さん。 とっても楽しそうに京茶珈琲について語ってくれました。

京茶珈琲

京茶珈琲
高台寺南門の鳥居横、東大路通りに面した角っこにあるお店です。
窓や入口から見える店内は、清潔感があってゆったりとした空間になっています。

京茶珈琲


「京茶珈琲」とは コーヒーに人生をかけた焙煎職人が創り出す、世界中から厳選した最高のコーヒー豆で焙煎したコーヒーと、誇り高き茶匠が創り出す、日本が誇る京都宇治の高級銘茶とを独自の配合でブレンドさせて完成させた、全く新しいジャンルの飲み物です。


京茶珈琲

京茶珈琲


開発背景

その始まりは、代表である伊豆田千加さんが仕事で訪れたアメリカ ポートランド。
本職のプロモーションの仕事を通じて、「宇治茶を世界遺産に」、というプロジェクトの一員であった伊豆田さん。
日本人のお茶離れを危惧し、宇治茶の魅力を知ってもらいたいという想いを抱いていらっしゃいました。
そんな折、ポートランドの有名なコーヒーショップで飲んだコーヒーをほうじ茶っぽいと感じられたそう。
コーヒーとお茶のブレンドに可能性を感じ、宇治茶と組み合わせて何かできるのではないか?と思い立ったのが、「京茶珈琲」の始まりでした。


京茶珈琲


自社に帰ってから早速メンバーに想いを伝え、全社プロジェクトとして開発に取り組むことに。

ちょうどその頃、入社間もなかった大峯さんが、中核メンバーとして加わることになったそうです。
開発に2年。
品質・味・京都へのこだわりは必須。
妥協はしたくない。
なので時間がかかりました。


京茶珈琲


<品質へのこだわり>
コーヒー豆と茶葉。それだけで作られる京茶珈琲だから、素材の良さをとことん追求したい。
その信念があるから、味・品質・安全性全てにこだわり、信頼できるコーヒー園と茶農家の生産物しか使いません。
そして、さらなる安全へのこだわりとしてオーガニックシリーズを展開。
栽培する前の土作りから加工、袋詰めの最終工程までが厳しい基準で審査される、有機JAS認定を受けた商品のラインナップです。
茶農家、コーヒー園、製茶問屋、焙煎職人・・・。
お茶とコーヒーに関わる全ての生産者・製造者の想いが詰まっています。


京茶珈琲
お茶×コーヒーのブレンド種類は6種類にも分かれており、それぞれの組み合わせで香りやコク、酸味や苦みなどが変わってきます。

<味へのこだわり>
最高の原材料を使うからこそ、妥協したくない。
和と洋の職人の意地と誇りが、独自の製法を生み出した。
酸味と苦味、旨味と深み、ほのかな甘み、爽やかな青み・・・。
あらゆるコーヒーと宇治茶から組み合わせを選定し、コーヒーから成分が染み出す時間と、茶葉の開く時間までを吟味。
それぞれの組み合わせに応じて、茶葉への火入れの時間、粉砕の細かさ、コーヒーの焙煎の深さなど作業工程の細部まで調整し、 宇治茶師と珈琲焙煎職人が「これ以上はない」状態にまで仕上げました。
テイスティングは、何時間も何日も、何ヶ月もかけて最高のブレンドを追い求めた。



京茶珈琲

京茶珈琲

京茶珈琲
世界中の食通が注目する祭典「Taste of Paris 2017」や、世界のコーヒーショップとコーヒー好きが集まるコーヒーの祭典「The New York Coffee Festival 2016」に日本企業として初進出された際のお写真。
京都から世界へ・・・発信の第一歩です。

<京都へのこだわり>
京都宇治の銘茶が開く、コーヒーの新世界「京茶珈琲」。
コーヒー消費量が全国1位を誇る京都。
その地で、コーヒーの命とも言われる「焙煎」の研究を重ね、「豆の選定」から「ミル」までとことんこだわる生粋のコーヒー焙煎職人の匠の技。
日本茶を愛し、京都・宇治の良質のお茶を世界へ広げる夢を持つ老舗茶問屋。
お茶の「目利き」はもちろん、「ふるい分け」や「火入れ」など、お茶の香りや味を最大限に引き出す製茶を行う茶職人の技。
雅なる歴史を誇る古都、京都で揉まれた職人が、「京の粋」を世界に発信します。



今回は、京茶珈琲とは?に始まり開発背景をお伝えしました。
次回は、実際に京茶珈琲を味わいながら、その商品の魅力をお伝えしていきたいと思います。
お楽しみにー!


※ 京茶珈琲店舗アクセス情報等ご紹介

▼ Cafe&Shop

京茶珈琲Cafe 高台寺店 TeaCoffee&shop

〒605-0823 京都府京都市東山区下弁天町49 高台寺ビル1F

▼ オンラインショップ

https://nagistyle.thebase.in/

▼ 京茶珈琲ホームページ

https://nagikyoto.com/

 

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