文字を書く機会が少なくなってきた現代。でも毎日の暮らしをよく見てみると文字って意外と溢れています。ある日、カレンダーにママが何かを書き込んでいるのを見て、「何を書いているの？」と聞くと子どもの学校行事を忘れないように書き込んでいると。書き込んでいるときのママの顔は少し嬉しそう。あとで「何か思い出していたの？」とたずねると、“もう1年ったったこと”“子どもが成長したこと”を思い出して少し嬉しくなったそうです。またある日、子どもへのメッセージが書かれた付箋が冷蔵庫に貼ってあったり、そしてまたまたある日、昔の思い出話をしているとき、子どもが入園や入学するときに持っていく筆記用具など全部に子どもの名前を書いた思い出を笑いながら家族で話したり。今回のRecipe vol.1では、2児の母親でもあり書道家でもある住吉菜津美さんに“文字の大事さ”のお話を聞いてきました。