kirarioインテリアの佐竹です。
今回は、京都で可愛い落雁（らくがん）や和菓子を製造するお店「UCHU wagashi （うちゅうわがし）」寺町本店へ伺い、スタッフの渡邊さんへインタビューさせていただきました。
落雁とは、穀類の粉に砂糖や水あめなどを入れて練り、木型に押して乾燥させるお菓子です。
他にはないような、バリエーション豊かで、色鮮やかな落雁や金平糖といった和菓子についてたくさんご紹介いただきました。

「UCHU wagashi」寺町本店は京都御所の東側、寺町通沿いにあります。
「UCHU wagashi」は、デザイナーをされていた社長自ら「美味しく、デザイン性のある落雁」を追求したことから始まりました。
落雁（らくがん）にはバリエーションが少なく、素朴な味の印象があることから、なんとか人気が出る方法はないかと考え、他にはない色使いや現代風なデザインの落雁を生み出しました。
また、3か月間ほど日持ちをするような工夫も施されています。
落雁を作る際に使うオリジナルの木型は、木型師に細かい模様や形を掘ってもらい、一つ一つ丁寧に作っていただいているそうです。
今では、人気キャラクターのミッフィーやスヌーピーとのコラボ商品も販売されています。
※期間限定商品のため、現在販売されていないものもございます。

「UCHU wagashi」の落雁は、和三盆糖といったミネラル分たっぷりの国産砂糖を使用しています。
通常の砂糖だとミネラル分が熱で逃げてしまうのですが、和三盆糖はしっかりと残ってくれるので、ミネラルを補給出来ます。
片栗粉や豆の粉が入っていると固くなってしまいがちですが、「UCHU wagashi」の落雁は柔らかくふんわりとなるよう追求し、今販売している落雁が完成しました。
口の中に入れるとふんわり溶けていきますので、ぜひお試しください。

お店のコンセプトは「人をわくわくさせたり、幸せにする和菓子」。
人々へ感動と楽しさ、心ときめくものを伝え続けていきたいとのことです。
箱を開けた時、とっても綺麗に配置されている落雁や金平糖に驚いてもらうことが嬉しいと、渡邊さんはおっしゃっていました。
写真の通り、色鮮やかな金平糖と落雁の配置には本当に驚きました！
食べてしまうのが勿体ないように感じてしまいます。

尚、商品パッケージにもこだわりポイントがあり、食べた後も楽しめて使えるように、形がしっかりとした箱で販売されています。
かわいらしいデザインが描かれている箱はなんだか集めてしまいたくなりますね。
渡邊さんは、切手や小物ケースとしてご自宅で使用されているそうですよ。

「UCHU wagashi」の和菓子や落雁は、子どもから大人までいろんな年齢層の方々に愛されています。
観光でのお土産や手土産、自分用にと様々な用途で来店・購入されるお客様がいらっしゃるそうです。
また、「UCHU wagashi」の和菓子は、シンプルだけど季節感のある落雁は、茶道の場で使われることも多く、茶道用として購入される方もいらっしゃるそうですよ。
そんな「UCHU wagashi」寺町本店の店内のコンセプトは、お茶の世界を楽しんでもらえるような空間をイメージされています。
お客様が非日常的な空間を味わえるようなお店の雰囲気を感じました。

今のシーズンでは、夏限定のものから秋限定のものに切り替わる頃だそうです。
夏限定のスイミーは、海や川のような涼しい色をした金平糖の中をスイスイ泳いでいるように見えます。
8月中旬～下旬頃には、「りすとどんぐり」と秋を感じられる季節商品も登場するそうですよ。
毎年シーズン物は同じだそうで、ファンの方々は「今年も買いに来ました」とリピートされる方もいらっしゃるそうですよ！

経営から10年以上経った今でも、落雁や和菓子に思いを込めて取り組んでいきたいと思っているそうです。
「UCHU wagashi」の商品をもらった方へ喜びや感動を繋げてもらい、これからもいろんな方々へ販売していきたいと思っています。と渡邊さんはおっしゃっていました。

いかがでしたか？
こんなに素敵な落雁や和菓子に出会えるとは思いませんでした！
オンラインショップもございますので、遠方の方もぜひ美味しく可愛い和菓子を楽しんでみてはいかがですか？

▼UCHU wagashi寺町本店
602-0875 京都市上京区寺町通丸太町上ル信富町307
電話 | 075-754-8538
定休日 | 火・水曜日
営業時間 | Open 10:00am Close 17:00pm

▼ジェイアール京都伊勢丹店
600-8555 京都府京都市下京区烏丸通塩小 路下ル東塩小路町　ジェイアール京都伊勢丹地下一階
電話 | 075-748-1541（直通）

▼UCHU wagashi　オンラインショップ
http://uchu-wagashi.jp/