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日本ならではの涼の楽しみ方

東光院「風鈴まつり」

暑い日が続き、気付けばもうすぐお盆休み。
お家でのんびり過ごすのもいいけれど、夏を感じられるような所へお出かけをするのもいいですよね。
今回は、京都府綾部市にある東光院で開催されている風鈴まつりを訪れました。
暑い夏にぴったりの、落ち着いた寺院で味わう日本ならではの涼の楽しみ方をお楽しみください。

東光院とは



東光院があるのは、京都市内から車で約1時間半の綾部市上延町。
東光院の正式名称は「菅谷山法隆寺東光院」。
1300年以上つづく真言宗の古刹です。



法隆寺と聞くと、奈良の法隆寺が思い浮かびますよね。
当時、多くの地域にあったとされる奈良の法隆寺の荘園のひとつだったのではないかと考えられていますが、現在ではまだはっきりと証明はされていません。
しかし、奈良の法隆寺があるのは斑鳩町(いかるがちょう)で、東光院のある綾部市も何鹿郡(いかるがぐん)と呼ばれていたこと。
奈良の法隆寺の側を流れるのは富雄川(とみおがわ)で、東光院の境内を流れる川も漢字は違えど富緒川(とみおがわ)であることから、奈良の法隆寺と無関係ではないのではないかと言われています。

涼を感じる風鈴まつり







そんな東光院では現在、風鈴まつりが開催されています。
※開催期間は8月31日(水)まで





境内に設置された風鈴棚、東屋、屋内、風鈴傘など合わせて、約1000個の風鈴が飾られています。
風が吹くと一斉になる風鈴の音色は、お家の中で味わうものとはまた違う、圧巻の音色です。
とても暑いはずなのに、風鈴の音を聞くと、なぜだか暑さを忘れてしまいます。



風鈴に描かれてる模様も様々。
風が吹くと、風鈴と共にカラフルな短冊が揺れ動く光景もまた、涼し気で爽やかな気分になります。



実は、約1000個ある風鈴の内、1つだけハートの短冊がついた風鈴があるんです。
訪れた際は、ぜひハートの短冊を探してみてくださいね♪





風鈴まつりのもうひとつの見どころは、外と屋内に設置された600個以上のかざぐるま。
風鈴まつりは前半後半と分かれており、7月16(土)からは後半として、風鈴と共にかざぐるまを楽しむことができます。



見た目にも涼しげでカラフルなかざぐるま。
風が吹きくるくると回るその姿は、とても涼しさを感じることができ、時間がゆったりと流れているかのように感じられます。





そして、東屋の下には足水が用意されています。
このお水は境内を流れる富緒川から汲み上げられた水。
直接冷たい水に足をつけることで、気分だけでなく実際に涼を感じることもできるんです。





風鈴まつりの前半では、参道に植えられた約2500株の紫陽花と風鈴のコラボレーションを楽しむことができます。
※2022年は6月4日(土)から7月3日(日)に開催。
前半後半と楽しめるものが変わるので、どちらの時期にも訪れたくなりますね。
現在もまだ少し、紫陽花が咲いていましたよ♪

また、風鈴まつりの期間中は風鈴まつり限定御朱印がいただけるそうなので、御朱印集めをされている方も、足を運んでみてはいかがでしょうか?

風鈴とかざぐるま、日本ならではの涼の楽しみ方を堪能できる東光院の風鈴まつり。
開催期間は8月31日(水)までです。


いかがでしたか?
東光院をはじめ、風鈴祭りを開催している寺院や神社は全国に意外とたくさんあります。
とても暑い今年の夏。
風鈴の涼し気な見た目と音色に、心をいやされる休日を過ごされてみてはいかがでしょうか。
ぜひ、お近くで開催されている風鈴祭りを探してみてくださいね♪

▽法隆寺東光院
〒623-0043
京都府綾部市上延町堂ノ奥7
参拝時間:9時半~16時半
拝観料:高校生以上300円(冷茶・お菓子付き)
駐車場:有(無料)
風鈴まつり(後半)開催期間:2022年7月16日(土)~8月31日(水)
※8月14、15、16日はお盆休み


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